マンション査定に向けての準備
マンションを売却するとき、通常は不動産会社に査定等をしてもらい、媒介契約を締結す ることになります。
不動産会社の担当者と会って話すときには、より具体的に「マンション売却の流れ」や「 諸費用」、「手取り額」等についても確認したいものです。
そのためには、以下の書類等を準備しておくと良いでしょう。
■購入時のパンフレット、間取り図
マンションの特徴や設備等が一目でわかりますし、販売図面を作成するためには間取り図 が役に立ちます。
■購入時の契約書類
売却したときに税金がかかるのかどうかをチェックできます。
■管理規約、使用細則
ペットや事務所使用の可否をはじめ、そのマンションでのルールを確認できます。
■固定資産税等通知書
固定資産税等の額だけでなく、固定資産税評価額等の情報も記載されています。
■管理費、修繕積立金等の内訳
ルーフバルコニーや専用庭等の使用料についても内訳があると親切でしょう。
■住宅ローンの返済計画表
住宅ローンの残債がわかると、おおよその手取り額が計算できます。
■登記済権利証(登記識別情報)
売却時に必要となりますので、事前に書類を確認してもらうと良いでしょう。
その他、管理費等の値上げや大規模修繕の予定等、購入者に伝えるべき事項があれば箇条 書きにしておきましょう。
具体的には、物件ごとに用意するものは違ってくるかもしれませんので、事前に不動産会 社の担当者にご確認ください。
ただし、これらの書類は個人情報を含むものですから、取扱いには十分注意しましょう。
CFP 永田 博宣